マツダは3月29日、ENEOS、スズキ、スバル、ダイハツ、トヨタ、豊田通商の6社によって2022年7月1日に設立された「次世代グリーンCO2燃料技術研究組合」に参画したことを発表した。
同研究組合は、カーボンニュートラル（以下「CN」）社会実現のため、バイオマスの利用、および効率的な自動車用バイオエタノール燃料の製造に関する技術研究を推進。2022年10月25日には、福島県大熊町と「企業立地に関する基本協定」を締結し、地域の諸課題に対し迅速かつ的確な解決に向けた取り組みを開始した。
今回は、マツダが推進するマルチソリューション戦略の選択肢を拡げる考えと、同研究組合がCN実現の多様な選択肢の一つとして推進する、バイオエタノール燃料の製造技術の向上や、製造時に発生するCO2の活用に関する研究などが一致し、同社の参画が実現した。
