トヨタは2月28日、バス送迎時の置き去り防止を支援する「車内置き去り防止支援システム」を、販売店装着の純正用品として、コースター（幼児専用車）、ハイエース（幼児バス）向けに4月より発売すると発表した。
同商品は、エンジン停止（IG/ACC OFF）後、運行スタッフに音声案内で車内の確認を促した後、確認が実施されない場合や、確認を実施したものの万一車内に置き去りにされた幼児などが自ら助けを求める場合に、車外へ警報を発するシステム。
【商品機能の詳細】
＜運行スタッフへ確認を促す音声案内と確認未実施時の車外警報（降車確認ボタン）＞
- エンジン停止（IG/ACC OFF）後、運行スタッフに車内の確認を促す音声案内を開始
- 運行スタッフが車内に残っている幼児などがいないか確認し、車内最後尾に設置した降車確認ボタンを押して音声案内を停止
- 音声案内開始から一定時間経過しても降車確認ボタンが押されない場合、ホーンの吹鳴とハザードランプの点滅で車外へ警報
＜幼児など置き去り発生時車外警報（ここだよボタン）＞
- 万一幼児などが置き去りにされた場合、幼児などが自らボタンを押すことで、ホーンの吹鳴とハザードランプの点滅で車外へ警報
- ハイエース（集中ドアロック付車）では、ここだよボタンに連動してドアロックを解除する
＜対象車種＞
- コースター（幼児専用車）年式 2004年7月～
- ハイエース（幼児バス）年式 2004年8月～
＜価格＞
- 10万円前後を予定（消費税込み、取付工賃など諸費用は含まない。車種・型式によって異なる）
