EV・PHEV向けに国内充電インフラを整備・運営するe-Mobility Power(イーモビリティパワー)と、EV充電サービスを展開しているENECHANGE(エネチェンジ)は2月9日、業務提携契約を締結したことを発表した。
エネチェンジ社は2021年11月から「EV充電エネチェンジ」のサービスを開始し、6kWの普通充電器の設置を全国で展開している。これまで同社の充電器利用には同社専用のアプリが必要だったが、今回の提携により、イーモビリティパワーや各自動車メーカーが発行している充電カードでエネチェンジ充電器の利用が可能になり、ユーザーの利便性が大きく向上することになる。運用開始は今年4月を予定、なお各社の充電カードで設定している料金は変更されない。
現在イーモビリティパワーが運営している充電器は、急速充電器が約7800基、普通充電器が約1万2600基。このネットワークに4月よりエネチェンジの普通充電器約1000基が加わることになる。なおエネチェンジは22年第4四半期までに累計で約2500台の普通充電器を受注、23年第2四半期までに累計3000台の受注を計画している。