ダイハツは12月21日、「車両塗装ブースの省エネ」が、2022年度 省エネ大賞 省エネ事例部門において「省エネルギーセンター会長賞」を受賞したと発表した。
「省エネ大賞」は、省エネルギー意識、活動および取り組みの浸透、省エネルギー製品等の普及促進に寄与することを目的とし、2011年より一般財団法人省エネルギーセンターが主催している。
「車両塗装ブースの省エネ」は、京都(大山崎)工場の中上塗り塗装ブースにおける省エネの取り組みで、工場全体のエネルギー使用量の約65%を占めるのが塗装工程となっており、最も多くのエネルギーを使用している塗装ブースの省エネが工場カーボンニュートラル達成に向けた最大の課題となっている。同工場のリファインに伴い、超高塗着塗装機の導入や塗装全自動化による塗装ブースのコンパクト化及びドライブースやダンボールフィルター方式の導入による空調リサイクル化を実施。その結果、塗装ブースにおいては、従来比で44%(1,450kL/年)のエネルギー削減を実現した。