マツダは12月9日、フラッグシップモデル「MAZDA6」を商品改良し、あわせて初代「MAZDA6」（日本名アテンザ）誕生から20周年を記念した特別仕様車「MAZDA6 20th Anniversary Edition（マツダシックス トゥエンティース アニバーサリー エディション）」などを追加し、全国のマツダの販売店を通じて予約受付を開始した。なお、発売は12月下旬を予定している。価格（消費税込）は296万2300円～473万9900円。
今回の商品改良では、走行性能の向上や運転支援機能、快適装備の追加、機種体系の変更を実施したほか、新たな特別仕様車「MAZDA6 20th Anniversary Edition」と新機種「Sports Appearance（スポーツアピアランス）」を追加した。
「MAZDA6」は、ブランドメッセージ「Zoom-Zoom」を象徴し、ブランドDNAを100%体現するミッドサイズカーとして、国内では2002年5月に初代アテンザとして誕生。以降、2度のフルモデルチェンジを行っている。現行モデルは2012年に登場、19年のマイナーチェンジ時に車名を海外市場と同じ「MAZDA6」に変更した。
【「MAZDA6」を商品改良】
「SKYACTIV-D 2.2」において、エンジン出力・トルク向上により高回転域までの力強さを高め、アクセルペダル踏力変更により走りのコントロール性を向上したほか、全機種でパワーステアリングのアシスト特性を変更し、ステアリングの手ごたえを改善。また、運転支援機能「クルージング&トラフィック・サポート」や快適装備「ワイヤレス充電（Qi）&ワイヤレス接続機能（Apple CarPlay対応）」を新たに採用。外板色の変更を実施し、新たに「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」、「プラチナクォーツメタリック」の2色を追加。「L Package」ではシートカラーのバリエーションを変更して、ブラックナッパレザーを設定した。
【特別仕様車「MAZDA6 20th Anniversary Edition」を導入】
「XD L Package」をベースに、エクステリアでは、フロントフェンダーバッジ（20th Anniversary専用オーナメント）、フロントグリル（シルバー塗装）、19インチアルミホイール（高輝度塗装・専用装備）を装備。インテリアにおいては、フロントシートヘッドレスト（20th Anniversary専用エンボス加工）、インパネ／ドアトリム［レガーヌ（タン）］、シート［ナッパレザー／レガーヌ（タン）］、インパネ／ドアトリム加飾（マットブラウンヘアライン）を採用したほか、電動スライドガラスサンルーフ（チルトアップ機構付）を特別装備している。
外板色には、マツダ独自の塗装技術「匠塗TAKUMINURI」による特別塗装色第4弾となる新色「アーティザンレッドプレミアムメタリック」を特別仕様車専用色として国内初採用。光の当たるハイライト部では、きめ細かく透明感のある赤が鮮やかに光る一方で、基調となるシェード部では、しっかりと深みと濃厚さを演出するハイコントラストな表現で、造形の強さと美しさを際立たせている。また、「匠塗TAKUMINURI」第3弾の「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」も選択が可能。
【新機種「Sports Appearance」を追加】
「Black Tone Edition」の世界観をさらに進化させた新機種「Sports Appearance」を追加。エクステリアには、「Black Tone Edition」で採用したブラックメタリック塗装の19インチアルミホイール、ドアミラーカバー（グロスブラック）に加え、新たに前後シグネチャーウィング、フロントバンパーロアガーニッシュ、ルーフレールをブラックで統一し、スポーティさを強調している。
