トーヨータイヤ、「PROXES Sport 2」および「PROXES Comfort Ⅱs」を発売

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トーヨータイヤは、プレミアムスポーツタイヤ「PROXES Sport 2(プロクセス スポーツツー)」を2023年2月より、プレミアムコンフォートタイヤ「PROXES Comfort Ⅱs(プロクセス コンフォートツーエス)」を2023年3月より国内市場で順次発売すると発表した。発売サイズは「PROXES Sport 2」が全23サイズ、「PROXES Comfort Ⅱs」が全39サイズとなり、価格はオープン価格。

【「PROXES Sport 2」】

ドイツ・ニュルブルクリンクで開催される耐久レースをはじめとするモータースポーツへの参戦を通じて得た経験を生かし、スポーツタイヤに求められるハンドリング性能とブレーキ性能を高次元で実現させたプレミアムスポーツタイヤ。パターン設計にあたっては、同社独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」を、材料開発にあたっては、同社の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を活用。非対称のトレッドパターンとコンパウンドを採用することによって機能の分担を図り、ブレーキ性能とハンドリング性能を効果的に向上している。

トレッド部の内側のコンパウンドにはゴムの柔軟性に寄与するシリカを均一に分散することで、路面の凹凸にタイヤがしなやかに接地し、ウェット、ドライ双方の路面でのグリップ性能を向上。外側のコンパウンドでは、シリカの分散を制御することでゴムの剛性を確保した。また、構造設計ではサイド部のたわみを最適化する新プロファイル形状を採用することで、レーンチェンジやコーナリングの際にタイヤの変形が抑制され、ウェット路面、ドライ路面でのハンドリング性能の向上に寄与している。

【「PROXES Comfort Ⅱs」】

上質なクルージングを追求し、環境性能を進化させたプレミアムコンフォートタイヤで、パターン設計にあたっては、同社独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」を活用し、トレッドパターン内で機能を分担させる非対称パターンを採用。タイヤの内側と外側で最適なパターン設計を施し、タイヤパターンに起因して発生するノイズの騒音エネルギーを同社従来品(PROXES C1S)比で22%低減、高い静粛性の確保に寄与している。

また、トレッド部に配置したブロックの剛性を向上させることにより操縦安定性を向上させ、レーンチェンジの時などにおけるふらつきを抑制し、上質な乗り心地と操縦安定性の両立を図っているほか、材料開発にあたっては、同社の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を用いて、低燃費コンパウンドを開発。新シリカ分散剤を採用し、転がり抵抗の低減、ウェット性能及び耐摩耗性能の向上に効果を発揮するシリカをより均一に分散させることで、これらの性能を高次元で最適化した。なお、新シリカ分散剤には天然由来のサステナブル素材を使用している。

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