いすゞ「エルガ/エルガミオ」をリコール エンジン始動が出来なくなるおそれ

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いすゞ自動車は11月24日、大型路線バス「エルガ」、中型路線バス「エルガミオ」計2車種の電気装置(バッテリケーブル)に不具合があるとして84台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は令和3年10月26日~令和4年2月1日。

不具合の部位は電気装置(バッテリケーブル)で、令和4年6月2日付け届出番号「5156」リコール作業において、バッテリケーブル点検・交換作業要領書の記載が不適切なため、当該ケーブルに異品の固定クリップが取り付けられている。そのため、そのまま使用を続けると、エンジン振動により当該ケーブルの被覆が摩耗、素線が露出して短絡し、最悪の場合、エンジン始動ができなくなるおそれがある。

改善措置は、全車両で固定クリップを正規品に、バッテリケーブルを新品に交換する。

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