横浜ゴムは11月21日、「GEOLANDAR G91(ジオランダー・ジーキュウイチ)」が、スバルが9月に国内仕様として公開した新型クロスオーバーSUV「CROSSTREK(クロストレック)」の新車装着(OE)用タイヤとして採用されたと発表した。装着サイズは225/60R17 99H。
「GEOLANDAR G91」は、SUV用タイヤならではのユーティリティ性能に加え、都市型クロスオーバーや中・小型SUVに求められる低燃費性能、安全性能、快適性能を兼ね備えたタイヤ。今回採用された「GEOLANDAR G91」は、高剛性カーカスの採用により「クロストレック」にふさわしい軽快な操縦安定性を発揮するほか、タイヤの軽量化と走行時の空気抵抗抑制に寄与するフラットサイドデザインの採用により、低燃費性能も高いレベルで実現している。
同タイヤの開発ではパターン、プロファイル、タイヤ構造は車両特性に合わせた専用チューニングを施したほか、「人間特有のひらめき」や「発想力」と「AIが得意とする膨大なデータ処理能力との協奏」によって新たな発見を促しデジタル革新を目指す、同社独自のAI利活用フレームワーク「HAICoLab(ハイコラボ)」を活用し、進化計算(遺伝的アルゴリズム)により最適なピッチ配列 としている。