ナッツRV(本社:福岡県遠賀郡、荒木賢治代表)恒例の感謝祭が、10月26日(土)から27日(日)の2日間にかけて、静岡県の浜名湖渚園キャンプ場で開催された。
この感謝祭は、ナッツRVユーザーを招いた同社主催の大型キャンプ大会で、「オーナーに日頃の感謝の気持ちを伝える」ことを目的に、スタッフが設営から運営、屋台をはじめとした各種コーナーまで担い、直接おもてなしするイベントでもある。
2019年の19回目以降、コロナ禍により休止状態が続いたものの、今年は3年ぶりに開催が決定。京都や名古屋一宮、愛知豊橋、神奈川湘南、埼玉店のオーナーを中心に、過去最高の506台のキャンピングカーと約1500人が参加。まさに国内最大級のオートキャンプイベントとなった。
キャンピングカーの新しい遊びと出会いの場の提供がテーマ
幕開けとなった初日、会場には続々とキャンピングカーが集結し、正午には約500台の車両が整然と並ぶ景観が出現。キャンプサイトでは、そこかしこで同じキャンピングカー乗り同士の交流、久しぶりの再会を喜ぶ参加者達の姿が見られた。
午後になり、参加者達が特設ステージ前に集合。「創作太鼓童衆 希宝」による沖縄の伝統芸能エイサーの力強い演目でイベントがスタートした。
開会式では、同社の荒木代表が挨拶。「キャンピングカーを使った新しい遊びの提案と、出会いの場の提供をテーマに、今回も皆さんが楽しめるコンテンツを用意している」とし、「見るだけではなくぜひ参加して、第20回目の感謝祭を楽しんでもらいたい」と開会を宣言した。
続いて参加型の催しがスタート。お笑いコンビ上々軍団のさわやか五郎氏とナッツRVの土屋慎営業本部長による軽快な司会に促され、綱引きや玉入れ大会、恒例のビンゴなど、子供達も一緒になって楽しめる催しが行なわれた。
日没を迎える頃には、フードコーナーや縁日がオープン。夜のステージショーも幕を開け、劇団神楽の旅芝居やアコースティックライブ、沖縄音楽ショーなどが公演された。
一方、キャンプサイトでも夕食の準備やお酒を楽しむオーナー達が散見。バーベキュー用の炎の明かりやハロウィーンにちなんだイルミネーションの飾り付けなどが目立つようになり、夜のキャンプらしい穏やかな雰囲気となっていった。
催しの最後には、参加者が毎回楽しみにしている特大の花火が打ち上げられ、1日目が終了した。
2日目は、ナッツRV恒例のオークションが開催された。キャンピングカー用のアクセサリー類からアウトドアグッズ、高額家電が意外な値段で競り落とされるなど、大きな盛り上がりを見せた。
参加者の車両には、交流を広めるツールとして、家族やペット、趣味をアピールする紹介ボードが掲げられており、前回の感謝祭からは優れたボードを表彰するコンテストが行われるようになった。今回も趣向を凝らした様々なボードが紹介され、大賞には景品が贈られていた。
そしてキャンプ場に特設されたリングでは「森のプロレス」興行もスタート。今年は、デビュー50周年を迎えた“ドラゴン”こと藤波辰爾選手が登場。息子・LEONA選手と親子タッグを組み、多彩な技で観衆を沸かせていた。
最後は豪華景品が当たる大抽選会をもって、2日間に渡る大キャンプイベントは閉幕した。