ボルボ・カー・ジャパンは11月11日、「V70」「XC70」計2車種のエアバッグ装置に不具合があるとして16,876台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる輸入期間は平成12年6月26日~平成19年11月30日。
不具合の部位はエアバッグ装置で、運転席エアバッグのインフレーター(膨張装置)について、長期間にわたり高温多湿な環境下にさらされると、当該インフレーターに湿気が蓄積することがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレーター内圧が異常上昇し、インフレーター容器が破損して飛び散り、乗員が負傷するおそれがある。改善措置は、全車両で運転席エアバッグを対策品に交換する