スズキとパワーエックス、蓄電池と超急速EV充電器の協業を検討

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スズキは11月10日、蓄電池の製造・販売を展開する株式会社パワーエックスと、日本とインドにおける蓄電池と超急速EV充電器を活用した事業に関する協業の可能性を検討することに合意、覚書を締結したと発表した。

日本とインドでは、脱化石燃料と再生可能エネルギー活用によるカーボンニュートラルの実現や、エネルギーの自給率向上といった大きな課題があるほか、今後の電気自動車(EV)普及を促進するために充電ソリューションを必要としており、両社は今回の協業により、再生可能エネルギーの利用拡大およびEVの普及を促進し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献することを目指すとしている。

パワーエックスは、超急速EV充電器用・定置用・家庭用・船舶用蓄電池等の電池製品の製造・販売や、蓄電池を利用したサービスを展開しているのに加え、日本最大級の蓄電池工場を岡山県に建設している。

スズキは、製品そのものだけではなく、インフラや使われる仕組みなど、製品を取り巻く環境全体を俯瞰的に捉えて提案していく生活インフラ企業を目指し、具体的な協業内容を検討していくと述べている。