トヨタオートモールクリエイトが運営する「カラフルタウン岐阜」は、リユース蓄電池並びに太陽光発電を活用したEV充電器を増設して、「カラタンスマートステーション」を9月20日(火)にオープンすると発表した。今後のEV、電動車の普及促進に向けたインフラの整備と、マテリアルカスケードにも対応するとしている。
既設のEV充電スタンド3台と増設した3台の計6台すべてを、リユース蓄電池並びに太陽光発電パネルと接続し、再生エネルギーを利用した「カラタンスマートステーション」として開設。リユース蓄電池にはトヨタプリウスの廃バッテリーを利用し、平常時は太陽光発電を主としてリユース蓄電池を経由しEV・PHV充電に活用するほか、非常時には屋外の非常用コンセントとして地域住民による使用が可能となっている。
カラフルタウン岐阜では、地域の低炭素と強靭化を実現することを目指し、2023年1月にはコージェネレーションを核とした熱と電気の融通による、省CO2と防災機能向上の取り組みを開始。プロジェクト全体では、省CO2につながる、①熱融通導管、エネルギーマネジメント、 ②潜熱蓄熱槽の高温度化と大容量化、③停電対応型コージェネレーション、④リユース蓄電池・太陽光発電・EV充電器の4つの技術を導入。今回のプロジェクトは、将来のスマートシティ実現に向け、そのコア施設であるスマートショッピングセンターの具体化の第一歩と述べている。