スズキは8月31日、静岡の農業ベンチャー企業である株式会社エムスクエア・ラボ(以下「M2」)とマルチワーク可能なロボット台車「モバイルムーバー」の共同開発契約を締結したと発表した。スズキの有するモビリティ開発のノウハウと、M2の農業や地域における課題解決型事業を創造してきたノウハウを融合し、新たなビジネスモデル創造に取り組むとしている。
スズキとM2は、2016年よりマルチワーク可能なロボット台車「モバイルムーバー」の車両開発や走行試験などを共同で実施。今回開発車両を用いた新しいビジネスモデルを創造するために、新たに契約を締結した。将来的には農業だけでなく各種運搬業務など、様々な事業の現場の課題解決を図る新規サービスを検討していると述べている。