ダイハツ、マレーシアで「アルザ」を13年ぶりにフルモデルチェンジ

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ダイハツのマレーシアにおける自動車生産・販売の現地合弁会社であるプロドゥア(セランゴール州)は7月20日、Bセグメントの国民車「ALZA(アルザ)」を約13年ぶりにフルモデルチェンジして発売した。

プロドゥアは、1993年にダイハツとの協業により創業した、小型車を中心としたマレーシア第二の国民車メーカーであり、2006年から2021年まで16年連続でマレーシア国内販売シェアトップを獲得。2021年3月には、ダイハツの海外事業におけるDNGA第1弾となるコンパクトSUV「Ativa(アティバ)」を発売し、今回の「ALZA」が第2弾となる。

「アルザ」は、スタイリッシュなデザインと、コンパクトなボディーながら広い室内空間、多様なアレンジが可能な3列シートなどが特長の7人乗りコンパクトMPV。今回のフルモデルチェンジでは、2021年11月にインドネシアで発売した「XENIA(セニア)」と共通となるDNGA Bセグメント用プラットフォームを採用し、広い室内空間を進化したほか、D-CVTを搭載し、燃費性能を向上と快適な走行性能を両立。さらに内外装デザインでは、マレーシア独自のスポーティなスタイルに仕上げるとともに、使い勝手の良さも向上しながら、抑えた価格設定とした。安全性能については、自動車事故を未然に防止する衝突回避支援システム「スマートアシスト(現地名:Advanced Safety Assist)」を導入している。

 

 

【「アルザ」主要諸元】

  • 駆動方式:FF
  • エンジン:2NR-VE(1.5L・NA)
  • トランスミッション:CVT(D-CVT)
  • 乗員定員(名):7
  • 全長×全幅×全高:4,425mm× 1,730mm × 1,660~1,670
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