フォード「エクスプローラー」7,487台をリコール 走行不能のおそれ

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フォードモーターカンパニーアジアにおける代表者Susanto, Bagusは7月15日、「エクスプローラー」の緩衝装置(リヤサスペンショントーリンク) に不具合があるとして計7,487台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成22年10月18日~平成27年12月7日。

エクスプローラー型式ABA-1FMHK8およびABA-1FMHK9の計2型式の不具合の部位は緩衝装置(リヤサスペンショントーリンク)で、緩衝装置のリヤサスペンショントーリンクにおいて、強度検討が不適切なため、ロッド部の強度が不足しているものがある。リヤナックルのボールジョイントが、アフターマーケット部品に交換されている一部車両では、冬季凍結防止剤等による腐食のため円滑に動かなくなる事があり、トーリンクに加わる曲げ応力増加によりロッド部が破損し、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。改善措置は、全車両で令和元年9月27日付け届出番号 外2918(左右リヤサスペンショントーリンク交換)が実施済みかどうか確認する。未実施の場合は左右のリヤサスペンショントーリンクを対策品に交換する。実施済みの場合は、リヤナックルがボールジョイントタイプかゴムブッシュタイプか確認する。ボールジョイントタイプの場合は、リヤサスペンショントーリンクを対策品に交換する。

エクスプローラー型式ABA-1FMHK8、型式ABA-1FMHK9、型式ABA-1FM5K8、型式ABA-1FM5KH、型式ABA-1FM5KTの計5型式の不具合の部位は緩衝装置(リヤサスペンショントーリンク)で、緩衝装置のリヤサスペンショントーリンクにおいて、強度検討が不適切なため、ロッド部の強度が不足しているものがある。リヤナックルのボールジョイントが、アフターマーケット部品に交換されている一部車両では、冬季凍結防止剤等による腐食のため円滑に動かなくなる事があり、トーリンクに加わる曲げ応力増加によりロッド部が破損し、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。改善措置は、全車両で左右のリヤサスペンショントーリンクを対策品に交換する。

 

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