東京自動車販売協会(東自販、加藤和夫会長=ホンダ東京西社長)が主催する「第8回東自販親善野球大会」の決勝戦が6月14日にネッツ多摩昭島スタジアムで行われ、ホンダ東京西がトヨタモビリティ東京(TMT-P)を下し、初優勝を決めた。
3位決定戦も同日行われ、東京スバルが3位、4位はトヨタモビリティ東京(TMT-T)となった。
本大会は、会員である都内自動車販売会社の親睦を深めることを目的に2014年より毎年秋に開催してきたが、2021年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり延期。約半年の順延を経て、4月19日に第8回大会が幕を開けた。
今大会は、初参加のシュテルン世田谷を加えた18社がエントリー。約2カ月に渡りトーナメント方式の戦いが繰り広げられた。
ホンダ東京西・加藤社長の胴上げで閉幕
優勝を果たしたホンダ東京西は、初戦の東日本三菱自動車販売、2回戦のトヨタS&D西東京、準決勝のTMT-Tには9-2で勝利。対するTMT-Pは、ホンダカーズ東京、TMT-C、準決勝では東京スバルを9-0で下し、決勝へと駒を進めた。
ともに圧倒的な攻撃力で準決勝を勝利した両チームの決勝は、初回にホンダ東京西が2点を先制。その後、両チームともピッチャーの好投が続くも、5回、6回とホンダ東京西が得点を重ね、8回には交代した相手ピッチャーを攻略し大量の7点を獲得。その裏、TMT-Pも反撃するが得点及ばず、12-4でホンダ東京西が優勝を決めた。
閉幕式では、東自販の加藤会長が挨拶。選手への労いの言葉とともに、応援に駆けつけた選手の同僚や家族へ感謝を述べ、また優勝したホンダ東京西の社長として選手たちと喜びを分かち合っていた。
今年も第9回となる大会を秋に予定しており、連覇を狙うホンダ東京西に加え、本大会は出場を辞退した強豪、南関東日野自動車、出場4チーム全てが準々決勝まで勝ち進んだトヨタモビリティ東京など、この秋も実力チーム同士の戦いが繰り広げられる予定だ。