ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、新型「レンジローバースポーツ」を5月25日(水)から全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークを通じて受注を開始した。価格(消費税込)は1,068万円~1,526万円。
また、新型「レンジローバースポーツ」の発売を記念した特別仕様車「レンジローバースポーツ ローンチエディション(LAUNCH EDITION)」限定160台を導入し、5月25日(水)から6月30日(木)までの期間限定で受注する。マイルドハイブリッドテクノロジーを採用した先進の3.0リッター直列6気筒INGENIUMガソリンエンジン(最高出力294kW/400PS・最大トルク550Nm)を搭載。フィレンツェレッド、ジオラグリーン、ヴァレジネブルー、サントリーニブラックの4色の外装色と23インチ”スタイル5135″9アロイホイール(グロスブラックフィニッシュ)の組み合わせとなる。価格(消費税込)は1,708万6000円。
新型「レンジローバースポーツ」のデザインは、モダニスト的なアプローチを全面的に取り入れながら、スポーティさと確固たるキャラクターを実現。「レンジローバースポーツ」とわかるDNAを継承し、さらに後方に向かって傾斜したフローティングルーフ、ウエストライン、短いフロントオーバーハング、主張のあるフロントエンド、傾斜の強いフロントとリアガラスといった特徴も引継ぎながら進化している。切れ目のないフラッシュサーフェスウィンドウやフラッシュドアハンドル、目立たないようにしたウエストレールフィニッシャー、レーザー溶接ルーフにより、すっきりしたラインを強調。エアロダイナミクスにも貢献しており、空気抵抗係数(Cd値)は0.29を実現。デジタルLEDヘッドライト(シグネチャーDRL&イメージプロジェクション付)を採用した新デザインのフロントグリルを搭載し、グリル下部にはダブル開口のロアバンパーをボディカラーで切り替え、ワイドで力強い印象を演出している。
また、新設定グレードの「DYNAMIC」には、専用のバンパーデザインとロワーフィニッシュをはじめ、サテングレイのアロイホイール、サテンコッパーのアクセント(ボンネット、サイド)、マットグラファイトアトラス(フロントグリル、レタリング)を採用した。
インテリアでは、ボタンやスイッチ類を極力排除しながら、従来の高級レザーに加えて高品質のウルトラファブリック™などのアニマルフリーな次世代のサステナブルな素材の選択肢を取り揃えているほか、優れた視界を確保したコックピットのような室内は、人間工学に基づいて設計されたシート、ハプティック(触覚)フィードバック機能付きの新開発13.1インチのフローティング式フルHDタッチスクリーンを装備した最新のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」、静かでクリーンな環境を支えるMERIDIAN™シグネチャーサウンドシステム(第3世代アクティブノイズキャンセレーション搭載)や空気清浄システムプロ(ナノイーX搭載、PM2.5フィルター付)などにより、利便性と快適性を追求している。
あらゆるパワートレインに対応するランドローバー最新のアーキテクチャー「MLA-Flex(flexible Modular Longitudinal Architecture)」を採用。ねじり剛性は33kNm/degで、先代モデルより最大35%向上している。パワートレインは3.0リッター直列6気筒INGENIUMターボチャージド・ディーゼル・エンジン(MHEV、最高出力221kW/300PS、最大トルク650Nm)を搭載。さらに、48V駆動の電子制御アクティブロールコントロールシステムであるダイナミックレスポンスプロをはじめ、サスペンションの帯域幅を広げてダイナミックなハンドリングを可能にするスイッチャブルボリュームエアスプリングを初採用した最新世代のダイナミックエアサスペンション、アクティブツインバルブダンパーを連続的に制御して最適化するアダプティブダイナミクス2、オールホイールステアリング、トルクベクタリングバイブレーキング付き電子制御アクティブディファレンシャル、アダプティブオフロードクルーズコントロール(初採用)などにより、正確性、俊敏性、コーナリング性能、安定性、オフロード走破性をさらに進化した。