クルマ史を過去から未来へ受け継ぐ、オートモビルカウンシル2022開催

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“熟成した自動車文化を創成する”をコンセプトに今年で7回目を迎える、オートモビルカウンシル2022が4月15日から17日まで、幕張メッセで開催された。自動車メーカー、インポーター、ヘリテージカー販売店を中心に76社・団体が出展し、自動車史で必ず語られる国内外の名車約140台が展示(一部は販売)された。

今回は電気自動車を紹介する“新世代自動車ゾーン”も設けられ、自動車文化の視点を未来へと大きく広げた。

主催者テーマ展示「スーパーカードリーム」

主催者のテーマ展示は「スーパーカードリーム」と「DTMマシーンの魅力」。また、会期中は会場内でクラックやジャズのライブ、トークショーが行われ、心地よい音楽を聴きながら、ヘリテージカーを鑑賞することができた。さらに、世界規模で人気のSUVについて、そのルーツであるモデルがアメリカンライフスタイルのビンテージギアと一緒に展示された。

スーパーカードリームで展示されたのは、ランボルギーニ・カウンタックLP400をはじめ同・ミウラP400、フェラーリ・356GTB4ベルリネッタボクサー、デ・トマソ・パンテーラの4台。低く構えた優美なボディに、高出力エンジンをミッドマウントする“スーパーカー”は今も色褪せず、見る人の心をたかぶらせる。

もう一つのテーマ展示「DTMマシーンの魅力」

DTMとは、ドイツツーリングカー選手権のこと。量産モデルを極限までチューニングし、一流ドライバー同士の接触もいとわない激しいレースは、欧州以外の多くのレースフリークを熱狂させた。DTMのトップコンテンダーだったメルセデス・ベンツ・190E 2.5-16エボリューションⅡ AMG、BMW・M3、アルファロメオ・155 V6 TIの3台が揃った。

また、マツダは、倶楽部マツダスピリットレーシングの取り組みを発表。レース活動を軸に、より多くの人がモータースポーツを身近に、気軽に楽しめる活動を目指す。

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