三菱ふそう、「エアロエース/エアロクイーン」2車種 1,010台をリコール スイングドアハーネスに不具合

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三菱ふそうトラック・バスは4月12日、「ふそうエアロエース」「ふそうエアロクイーン」2車種の電気装置(スイングドアハーネス)に不具合があるとして1,010台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成31年4月3日~令和3年9月27日。

不具合の部位は電気装置(スイングドアハーネス)で、大型観光バスにおいて、スイングドア下側ハーネスの配策が不適切なため、ドア開閉時に当該ハーネスが周辺部品と干渉して過度の屈曲が生じる場合がある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ハーネス内の配線が断線して電装品(パイロットランプ、サイドターンランプ、ドアガラス熱線ヒータ)が作動不良となり、最悪の場合、異臭・発煙が生じるおそれがある。改善措置は、全車両でスイングドア下側ハーネスのドアエンジンからドア入口までの配線を新品に交換すると共に樹脂製バンドによる固定を追加する。また、サービスボックスのロアカバーが樹脂製の車両は、ロアカバーブラケットを対策品に交換する。

不具合の件数は 10件 発生している。

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