プジョーは4月6日、BEV「e-208／e-2008」を仕様変更して発売した。価格（消費税込）は、e-208：425万5000円～464万6000円、e-2008：467万9000円～509万8000円。
「e-208／e-2008」は、プジョーが推進する電動化戦略 “Power OF Choice” のもと、2020年に国内導入を開始。コンパクトなボディサイズや価格設定などが高い評価を受け、2021年の販売実績はそれぞれシリーズ全体の約11%／13%を占めた。
また、新開発のEV 専用モジュラープラットフォーム “e-CMP（エレクトリック・コモン・モジュラー・プラットフォーム）” を採用し、高効率電動モーターと50kWhの大容量リチウムイオンバッテリーパックを搭載することにより、ガソリンエンジンモデルとほぼ同じ広さの室内空間を実現。パワーユニットは、最高出力100kW（136ps）／最大トルク260Nmを発揮し、電気モーターならではのトルク感とダイレクトな加速フィール、静粛性を実現している。
【一回当たりの充電走行距離を延長】
今回の仕様変更では、ギア比の変更やヒートポンプの効率改善により、一回当たりの充電走行距離を延長した。
- e-208 : 現行380km → 395kmへ15kmアップ（WLTCモード）
- e-2008: 現行 360km → 380kmへ20kmアップ（WLTCモード）
【CEV補助金が増額】
今回仕様変更された「e-208／e-2008」は、令和3年度補正予算「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」の、電気自動車における補助上限額65万円が交付される。
【トグルタイプのオートマチックセレクターを新たに採用】
ガソリンエンジンモデルと同様、指先だけでスムーズにシフトチェンジが可能なトグルタイプのオートマチックセレクターを採用。操作性を向上するとともに、センターコンソールのデザインを変更したことでスペース効率を改善し、収納容量を拡大した。さらに最新世代3D i-Cockpitの採用により、モダンなインテリアの洗練度が向上した。
