日産は4月7日、「アリア」がドイツの「レッド・ドット・デザイン賞」のプロダクトデザインカテゴリーで受賞したと発表した。同社が同賞を受賞するのは今回で7度目となる。
レッド・ドット・デザイン賞は1955年に創設され、ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター(Design Zentrum Nordrhein Westfalen)が主催する、世界最大のデザイン賞の一つ。本年は、50名の様々な工業製品の製造者およびデザイナーが審査員を務め、美しさ、機能性、品質、人間工学、耐久性、革新性など9つのデザイン要素を基準に選考を実施。プロダクトデザインカテゴリーには約60ヵ国・7900点の応募があったという。
「アリア」は、日産が培ってきた電気自動車のノウハウと最新のコネクテッド技術を融合させたスタイリッシュで革新的なクロスオーバーEV。力強い加速、滑らかな走り、EVの特性を活かした静粛性を兼ね備えているのに加え、室内においてはラウンジのような高級感溢れるデザインで統一している。
同社は、今回の選考において、「アリア」は電気自動車としての優れた革新性が認められ、「タイムレス・ジャパニーズ・フューチャリズム」という日産独自のコンセプトを採用した高品質なデザインが評価されたと述べている。