スズキ、インドで新型「バレーノ」を発売

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スズキは2月24日、同社のインド子会社マルチ・スズキ・インディア社(マルチ・スズキ社)が、全面改良したプレミアムハッチバックの新型「バレーノ」をインド国内で2月23日に発売したと発表した。アフリカ、中南米、中東などへの輸出も順次開始するとしている。

「バレーノ」は、2015年にインドで発売して以来、流麗でエレガントなスタイリングに、ゆとりある居住空間と十分な荷室スペースを備えたパッケージングが好評な主力モデル。インド国内ではプレミアム販売網「NEXA」で販売し、都市部を中心とする若者層で特に人気を得ており、2021年11月にはインド国内累計販売100万台を達成した。

また、2021年のインド国内における乗用車のモデル別販売台数では、マルチ・スズキ社のモデルが上位10モデル中8モデルを占め、その中で「バレーノ」は、1位の「ワゴンR」(183,851台)、2位の「スイフト」(175,052台)に次いで3位(172,241台)となっている。

今回、新型「バレーノ」では初めて全面改良を実施。好評なパッケージングを維持しつつ、全高を抑え、全幅を広くとったスタイリングを更に強調した外観デザインを採用。また、インテリアでは包み込むような造形で柔らかさを演出し、内装色を黒と紺の2トーンで統一。アクセントとしてインパネやステアリングホイールにシルバーの加飾を施し上質感のある内装としている。

さらに、9インチの大型タッチパネル式ディスプレイオーディオ、ヘッドアップディスプレイなどの先進装備を採用したほか、後席快適性を向上させるなど、全方位で進化が図られた。

<主要諸元>

  • 全長3,990mm×全幅1,745mm×全高1,500mm
  • エンジン:1.2Lガソリン(アイドリングストップシステム搭載)
  • トランスミッション:5MT/5AGS
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