日本自動車販売協会連合会(自販連)東京都支部および東京自動車販売協会(東自販)は12月17日、広島・平和記念公園内の「原爆の子の像」に、会員企業である東京都の自動車販売会社が協力して作成した千羽鶴を寄贈した。
この活動は、世界の平和を祈願する企画として約2年前より準備。昨年から続くコロナ禍の影響もあり、活動の自粛期間があったものの、2021年10月13日に東自販および自販連東京の正副会長/支部長会議にて最後の5羽を折り、千羽鶴が完成した。
都内ディーラーの願いを込めた千羽鶴は、12月17日に「I wish for world peace(世界の平和を望みます)」とメッセージを添えて「原爆の子の像」の千羽鶴寄贈ブースに捧げられた。
「原爆の子の像」は、2歳のときに被爆し、白血病として12歳で亡くなった佐々木禎子さんの死をきっかけに、原爆で亡くなった子供たちの霊を慰め平和を築くために平和記念公園に建てられた像。周辺には折り鶴を捧げるブースが設置されており、年間を通じて多くの千羽鶴が捧げられていることから「千羽鶴の塔」とも呼ばれている。
像の下に置かれた石碑には「これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです 世界に平和をきずくための」という碑文が刻まれている。