Ariake Miraie店舗全景

トヨタモビリティ東京「Ariake Miraie」 地域コミュニティとともに新しい店づくりに挑戦

all 店舗 業界ニュース

 

ポップアップ店舗「Ariake Miraie」、有明ガーデン内にオープン

トヨタモビリティ東京(関島誠一社長)は12月1日、東京臨海エリア最大級の複合商業施設「住友不動産 ショッピングシティ 有明ガーデン」2階に、ポップアップ店舗「Ariake Miraie(アリアケ ミライエ)」をオープンした。

同店は既存の自動車ディーラーと異なり、店内にはカルチャー教室やワークショップが行える多目的スペースに加え、クルマを体感できる各種コーナーを用意。参加型イベントを継続的に開催していくことで“大人も子供も楽しめる集いの場所”を目指した新業態の店舗となっている。

有明ガーデン外観

複合商業施設「住友不動産 ショッピングシティ 有明ガーデン」

地域のコミュニティスペースを目指して

「アリアケ ミライエは、地域に密着したコミュニティスペースとして、近隣にお住まいの方々や地元企業が活用できる場にしていきたい」と語るのは、同店の荒田高広店長。新店舗のプロジェクトをスタートさせるにあたり、まずは近隣でワークショップなどの活動をしている子育てママ達のコミュニティにコンタクトをとり、開催場所の提供を呼びかけたという。「ママさんのコミュニティから賛同が得られたことで、イベントの開催はもとより多くのママさんに参加いただいている」と語る。

ワークショップ風景

ワークショップを楽しむ参加者

イベントの申し込みは、特設サイトや専用アプリから会員登録をして参加予約ができるようになっている。「アロマ香るしめ縄作り」や「簡単ベビーマッサージ」といった子育てママに向けたものから、地元企業が主催する子供向けの「水素エネルギー体験」や「タミヤプログラミング教室」など、イベントも随時開催されている。

ワークショップの案内ポスター

この日はアンティークレースの正月飾りを作るイベントが開催されていた

荒田店長は「このようなコミュニティスペースの運営は当社にとっても初めての試み。ママさんからの意見も柔軟に取り入れている」と話す。ベビーサークルの設置もその一つで、来店客がSNSで話題にしたこともあり、大きな反響に繋がったという。

店舗内に設置されたベビーサークル

幼児連れの参加にも配慮。参加者からの要望で設置

荒田店長は「お客様に育ててもらいながら一緒に店づくりをしていく。そうすればファンも増え、応援してくれるようになるのではないか」と語る。

トヨタモビリティ東京は2022年末、同エリアに次世代コンセプト店舗の開業を予定している。アリアケ ミライエで得た知見や地域ニーズ、コミュニティとの繋がりは、その新店舗に生かしていきたいという目的もある。

「今は多くのお客様に来ていただいているが、まだまだ試行錯誤を繰り返している段階」と荒田店長。「お客様の意見を聞きながら色々と挑戦して、将来的には誰もが気軽に立ち寄ることができ、もっと楽しんでもらえる場にしていきたい」と今後の抱負を語った。

店舗内の内観風景

店内では思い思いの時間を過ごす来店客の姿も

クルマへの関心が高まる常設コーナー

アリアケ ミライエには、クルマを体験できる常設コーナーも用意されている。本格的なレース体験ができるGRシミュレーターをはじめ、VRゴーグルやARを使った各種体感シミュレーター、ミニカーをリーダライターに置くと車種に応じた動画が放映されるミニカーシアター、DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用してクルマの商談ができるリモート商談ブースも用意されている。

ミニカーシアター

テーブル中央にミニカーを置くと車両に応じた動画を再生するミニカーシアター

GRシミュレーターを使ったタイムアタックイベントも子供向けに企画されているので、興味のある方は関連リンクからイベントスケジュールにアクセスしてほしい。

環境への取り組みを紹介する映像

カーボンニュートラルに向けた取り組みも紹介


店舗概要

店舗名称:Ariake Miraie(アリアケ ミライエ)
所在地:東京都江東区有明2-1-8 住友不動産 ショッピングシティ 有明ガーデン2階
営業時間:10時~21時

 


関連リンク

Ariake Miraie イベント予約サイト
トヨタモビリティ東京 Ariake Miraie

Tagged