三菱ふそうトラック・バス（本社：神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO：ハートムット・シック、以下「 MFTBC」）は11月18日､eモビリティとエコシステムのソリューションを体感できる施設「カスタマーエクスペリエンスセンター」を、川崎製作所（神奈川県川崎市）の敷地内にオープンした。
同センターは、2021年7月に新設した電動化を推進する組織・エレクトリカル・トランスフォーメーション本部の主導で設置。電気小型トラック「eCanter」の導入を検討しているカスタマーを中心に、ふそうのeモビリティおよびエコシステムに関するソリューションについて、「eCanter」の実車やプレゼンテーションなどを用いた以下の六つの経験によって、eモビリティを体感できる。
- 技術体験：車両スペックやEV・FCVの説明、ダイムラートラックグループの取り組みの紹介など
- 商品体験：「eCanter」の実車を用いた説明・試乗など
- エコシステム・デジタル体験：バッテリーマネジメント、コネクテッドソリューションの説明など
- 充電インフラ体験：充電器の説明・充電体験など
- （オプション）クオリティラボ体験：ふそうの車両品質、クオリティラボ の説明など
- （オプション）工場体験：「eCanter」を含めたふそうの生産ラインの見学
今回の「カスタマーエクスペリエンスセンター」の導入では、先駆的な電気トラックである「eCanter」と、その発売からの4年間で蓄積した知見と専門性によるユニークな体験を提供することで、カスタマーのeモビリティ導入にあたっての懸念を取り除くのに加え、日本政府が掲げる2050年までのカーボンニュートラル達成という目標に貢献するとともに、「人と地球に、より良い生活と環境を実現する」というビジョンを推進する。
