BMW、「M4」にカブリオレを追加

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ビー・エム・ダブリューは、サーキットでの運動性能を極限まで高めたMハイ・パフォーマンス・モデル「M4」のラインアップに、オープン・エアの「M4 Cabriolet Competition M xDrive(エムフォー・カブリオレ・コンペティション・エム・エックスドライブ」を追加し、全国の正規ディーラーを通じて9月10日より販売を開始した。価格(消費税込)は1,089万円~1,433万円。なお、納車は9月末以降を予定している。

今回発表の「M4 Cabriolet Competition M xDrive」は、サーキットでの走行を可能としたMハイ・パフォーマンス・モデルに位置付けられる。なお、本年2月に発表した「M440i xDrive Cabriolet」はMパフォーマンス・モデルに位置付けられる。

【キャンバス製ソフトトップを採用】

ルーフには、閉じている状態から約18秒で開けることが可能なキャンバス製ソフトトップを採用。ソフトトップを閉じれば、AピラーからCピラーにかけて流れるようなルーフ・ラインを持つエレガントなクーペ・スタイルとなる。

【迫力あるエクステリア】

フロント・デザインは、迫力ある縦型の大型キドニー・グリルと、水平方向にはダブル・バーを採用、大出力にあわせエンジンの冷却性能を高めるために大型のエア・インテークを採用することで、他のモデルとの差別化を図っている。サイド・デザインでは、Mモデル専用となるサイド・ギル、ドア・ミラー、ダウン・フォース性能を得るためのリア・スポイラーを標準装備。リア・デザインにおいては、Mスポーツ・エキゾースト、空力特性を高めるためのディフューザー、トレッドをワイドにするなど、迫力ある後ろ姿を演出している。

 

 

 

【Mモデル専用装備を多数採用したインテリア】

インテリア・デザインでは、Mスポーツ・シート、Mロゴが輝くドア・シル、Mモデル専用にデザインされたメーター・パネル、M専用ステアリングを採用。さらに、よりスポーツ走行に適したMカーボン・バケット・シートをオプション装備品として設定した。

 

 

【直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン搭載】

最高出力510PS(375kW)/ 6,250rpm、最大トルク650Nm/2,750-5,500rpmを発揮する直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載し、0-100km/h加速3.7秒を実現。トランスミッションには、ドライブロジック付きの8速Mステップトロニック・オートマチック・トランスミッションを採用している。圧力損失を最小限にし、流体抵抗も極めて低く抑えることでレスポンスを最適化し高効率を実現すうる吸気ダクト、重量を最適化し高回転まで最大限かつ安定したパワー供給を実現する鍛造ピストン、最適化されたブースト圧で迅速かつダイナミックなレスポンスを発揮し低回転時でも高いトルクを実現するツイン・ターボ・チャージャーを採用するなど、サーキットで培われた多くの技術を採用している。

ボディ含め、ドライブ・トレーンを構成する各種パーツには、アルミニウムを多用することで軽量化をはかり、運動性能を向上。Mアダプティブ・サスペンションを標準装備することで、スポーツ・ドライビングのみならず、街中走行時の乗り心地も高めている。また、よりハードなサーキットでの走行を可能とするため、耐熱、耐フェード性能に優れた大径ブレーキ・ディスク、軽量化された6ポッドMコンパウンド・ブレーキを標準装備しているほか、耐摩耗性能、耐熱性能をより高めたMカーボン・セラミック・ブレーキをオプションで装備可能となっている。

【M専用4輪駆動システム「M xDrive」を搭載】

高性能な直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンのパワーは、Mモデル専用4輪駆動システム「M xDrive」を介して路面に伝達される。「M xDrive」は、インテリジェント4輪駆動システムBMW xDriveとアクティブMディファレンシャルをベースとして、Mモデル専用に開発された制御システム「ドライビング・ダイナミクス・コントロール」によって制御されている。さらに、車両の安定走行をサポートするDSC(ダイナミッック・スタビリティ・コントロール)を装備し、日常の安定した走行から、サーキットでのアクティブな走行まで対応する。

基本設定は「DSCオン・4WDモード」で、Mモデル特有の俊敏性を発揮。Mダイナミック・モード(MDM、4WD Sport)では、リヤ・アクスルへの駆動トルク配分が増加し、リヤ・ホイールのスリップ許容量が大きくなることで、より多様なハンドリングを可能とする。DSCオフ時に選択可能な「4WDモード」「4WD Sportモード」「2WDモード」があり、「4WDモード」では最もバランスが良いコントロールとトラクションの組み合わせとなり、「4WD Sportモード」ではより高い精度のステアリング特性と力強いトラクションが組み合わさりスポーティな走行を体験できる設定となる。さらに、後輪駆動となる「2WDモード」では、クルマの挙動を制限する制御システムの介入を断ち、ドライバー自らが車両を操作する。

【ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載】

BMW社が国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能を搭載。「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムで、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、ステアリングから手を離して走行が可能となる。

【安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」を標準装備】

高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、最先端の運転支援システムを標準装備している。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を標準装備としている。さらに、標準装備となるパーキング・アシスタントには、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能を採用した。

【多彩な先進機能を搭載】

車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をITネットワークで繋ぐ「BMWコネクテッド・ドライブ」、AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるBMW最新の機能「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を搭載している。

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