三菱ふそうトラック・バスは9月7日、中型トラック「ファイター」、大型トラック「スーパーグレート」2車種の走行装置(ロックナット)に不具合があるとして161台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は令和3年1月7日~令和3年1月19日。
不具合の部位は走行装置(ロックナット)で、大・中型トラックにおいて、前軸のハブベアリング用ロックナットの製造が不適切なため、ネジ有効径の大きいものを装着して生産されたものがある。そのため、使用過程で当該ロックナットのネジ部が破損し、最悪の場合、ハブドラムごとタイヤが外れるおそれがある。改善措置は、全車両で前軸のハブベアリング用ロックナットを良品に交換する。