三菱ふそうトラック・バスは8月26日、「ふそうスーパーグレード」の動力伝達装置(タンデムペラ) に不具合があるとして13,121 台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成29年4月13日~令和3年3月1日。
不具合の部位は動力伝達装置(タンデムペラ) で、エアサス仕様の大型トラック(4 軸車)において、タンデムペラ(後前軸と後後軸間のプロペラシャフト)の長さ設定が不適切なため、タンデムペラが最も縮んだ際にスプラインシャフトがプラグを押してしまい、プラグが脱落し他の交通に影響をおよぼすおそれがある。 改善措置は、全車両で暫定措置としてタンデムペラにプラグ脱落防止用の樹脂製バンドを装着し、準備が出来次第、対策品のタンデムペラと交換する。
不具合の件数は101件発生している。