日産は、「NT100クリッパー」を一部仕様向上し8月25日より発売した。価格（消費税込）は91万7400円～133万9800円。
今回の一部仕様向上では、安全装備の拡充と仕様向上を実施した。各種センサー等がドライバーの運転操作や車速などを検知し横滑りなどを軽減することで、走行時の安心感を高めるVDC（ビークルダイナミクスコントロール）や、オートライトを全車標準装備としたほか、坂道発進をアシストする「ヒルスタートアシスト」や、ぬかるみ脱出をアシストする「ブレーキLSD」などを一部のグレードに標準装備している。さらに、DX農繁仕様では、強化リヤサスペンションの「4枚リーフスプリング」を標準装備したのに加え、カードケースなどを新たに採用し、使い勝手を向上した。
また、日産の関連会社である株式会社オーテックジャパンでは、「NT100クリッパー」をベースとした商用特装車「ワークユースビークル」シリーズ［保冷車／冷凍庫／リヤゲートリフター付トラック／ダンプ］を一部仕様向上し、日産の販売会社を通じて同日より販売を開始した。価格（消費税込）は143万4400円～246万4000円。
今回の仕様向上では、ベース車と同様に安全装備の拡充と仕様向上を図り、VDC（ビークルダイナミクスコントロール）やオートライトを全車に、また、「ヒルスタートアシスト」や「ブレーキLSD」を3AT（3速オートマチック）車に標準装備したほか、カードケースなどを新たに採用し、使い勝手を向上した。さらに、東洋ブラザー工業製の保冷車・冷凍車の荷室の内側パネルを抗菌仕様とした。
