トヨタは8月24日、「スープラ」の原動機(エンジン制御用コンピュータ)に不具合があるとして2,741台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は令和元年5月28日~令和3年7月27日。
不具合の部位は原動機(エンジン制御用コンピュータ)で、エンジン制御用コンピュータにおいて、制御プログラムが不適切なため、始動直後にエンジンを停止する等の操作により、エンジンに逆回転方向の力が加わり、バキュームポンプ内の潤滑油が逆流して構成部品が損傷することがある。そのため、倍力作用が損なわれて制動停止距離が伸びるおそれがある。改善措置は、全車両でエンジン制御用コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。