ビー・エム・ダブリュー、「M340i/M440i/745e」など計11車種 3,095台をリコール

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ビー・エム・ダブリューは8月24日、「M340i xDrive」「M340i xDrive Touring」「M440i xDrive クーペ」「M440i xDrive カブリオレ」「540i xDrive」「540i xDrive ツーリング」「745e」「745Le xDrive」「X3 M40i」「X4 M40i」「Z4 M40i」計11車種の原動機(エンジン制御用コンピュータ)に不具合があるとして3,095台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成30年12月18日~令和3年5月31日。

不具合の部位は原動機(エンジン制御用コンピュータ)で、エンジン制御用コンピュータにおいて、制御プログラムが不適切なため、始動直後にエンジンを停止する等の操作により、エンジンに逆回転方向の力が加わり、バキュームポンプ内の潤滑油が逆流して構成部品が損傷することがある。そのため、倍力作用が損なわれて制動停止距離が伸びるおそれがある。改善措置は、全車両でエンジン制御用のコンピュータの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。なお、改善のためのプログラムの書き換えは、下記のいずれかで行う:①販売店に入庫して診断機により実施する。②対象車両へ遠隔配信にて配信し、使用者自身でインストールしてもらう。

不具合の件数は1件発生している。

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