株式会社モビリティランドは、10月8日~10日に鈴鹿サーキットで開催を予定していた「F1日本グランプリ」の開催を中止すると発表した。F1日本グランプリは昨年も開催が見送られており、2年連続での開催中止となる。
モビリティランドでは今年のF1日本グランプリ開催に向けて、昨年末より防疫対策、輸送計画、査証申請などの準備を進めてきたが、開催までに設定された期日までにF1海外関係者の日本入国が確実な状況に至らなかったため、開催中止を決定したとしている。
・モビリティランド 田中薫社長コメント
非常に苦しく、悔しく、残念な決断となりました。2年ぶりのF1日本グランプリ開催を目指して準備を進めておりましたが、やむなく中止の決断をいたしました。
7年ぶりの日本人ドライバーである角田選手の凱旋や、HondaF1最後の雄姿をご覧いただきたいという強い思いを持って、開催に向けて膨大な準備に取り組んでまいりました。これまでの取り組みにご理解とご協力をいただきましたスポーツ庁、三重県、鈴鹿市そしてフォーミュラ1をはじめとするすべての皆様に厚く御礼申し上げます。
2年連続でF1日本グランプリ開催中止という、極めて悔しい決断となりましたが、我々はこの瞬間より来年のF1日本グランプリ開催に向けてスタートいたします。