スズキ教育文化財団、令和3年度の奨学生認定証授与式を開催

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スズキ教育文化財団は7月18日、令和3年度の奨学生として新たに決定した高校生41名と大学生5名の奨学生認定証授与式を行い、鈴木俊宏理事長(スズキ株式会社 代表取締役社長)より認定証を授与した。なお、今年度は感染症拡大防止の観点から、県外在住の奨学生はリモートでの参加となった。

同財団の奨学金給付事業は、平成12年(2000年)に設立して以来、向学心を持ちながらも経済的な理由で学業に専念できない静岡県内の高校生を対象に行われており、平成16年(2004年)からは県内の高校を卒業した大学生にも対象を拡げ、今年で21年目となる。奨学金支給期間は高校生が3年間(月額2万円:高等専門学校生は5年間)、大学生は4年間(月額5万円)で、いずれも返済不要としている。

今年度は、静岡県内の高校に進学した新入生29名と、在学中に家庭環境などが急変した高校2、3年生12名、合わせて41名を新規高校奨学生として認定した。現在、高校生64名、大学生13名に対し給付を行っており、今回認定した高校生41名、大学生5名を加え、高校生105名、大学生18名の計123名に奨学援助を行う。

また、同財団は「奨学金給付事業」に加え、静岡県内の特別支援学校PTAに対して児童・生徒が使用する物品の寄贈を行う「特別支援学校支援事業」や「外国人学校支援事業」も行っている。

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