横浜ゴム、米国パイクスピークに参戦する13台にタイヤを供給

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横浜ゴムの米国のタイヤ販売会社であるYokohama Tire Corporation(ヨコハマタイヤコーポレーション=YTC)は6月24日、米国・コロラド州で6月27日に開催される「第99回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」に参戦する13台にADVANレーシングタイヤを供給すると発表した。供給するタイヤは「ADVAN A005」「ADVAN A052」となる。

 

オープンホイールクラスには昨年総合優勝したClint Vahsholtz選手の息子であるCodie Vahsholtz選手が優勝車両「2013 Ford Open」で参戦するほか、パイクスピークオープンクラスでは2019年タイムアタック1クラス優勝者のRaphael Astier選手が「2015 Porsche BBI Turbo Cup」でエントリーしている。さらに、Joshua Allan選手の「2021 Tesla Model 3」、Tanner Foust選手の「2020 Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport」なども参戦する。

 

なお、YTCはワンメイクタイヤ供給も行っており、「Porsche Cayman GT4 Clubsport」で競われる「ポルシェ パイクスピークトロフィー by Yokohama」クラスに4年連続でストリートスポーツタイヤ「ADVAN A052」を供給する。

 

「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は1916年から開催されている伝統あるヒルクライムレース。別名「雲へ向かうレース」と呼ばれ、標高2,862mのスタート地点から標高4,300m にあるゴールまでの約20kmのコースで競われる。これまでヨコハマタイヤ装着車は電気自動車でも参戦しており、2010年から3年連続で電気自動車の最高タイムを記録しクラス優勝を獲得し、昨年は「ADVAN A005」を装着したClint Vahsholtz選手の「2013 Ford Open」が総合優勝を果たした。

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