三菱ふそう、「スーパーグレート/エアロエース」など計5車種16,719台をリコール

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三菱ふそうトラック・バスは6月22日、「スーパーグレート」「エアロエース」「エアロクィーン」「スペースアロー A」「スペースウィング A」5車種の原動機(オイルポンプ)に不具合があるとして16,719 台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成22年3月30日~平成27年2月10日。

不具合の部位は原動機(オイルポンプ)で、大型トラック及びバスのエンジンにおいて、オイルポンプの製造のばらつきにより、ポンプのギヤシャフトが傾くことがある。そのため、ギヤの歯面が摩耗し、そのままの状態で使用を続けるとギヤが破損してエンジンへの供給油圧が低下し、最悪の場合、 エンジンが焼き付き路上故障や火災に至るおそれがある。改善措置は、全車両でオイルポンプ近傍の騒音値を計測し、ポンプの歯面が摩耗していると判断されたものは対策品に交換する。 

不具合の件数は93件、部分焼損事故1件が発生している。

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