ランボルギーニとLEGO、40万個以上のレゴブロックで実物大の「シアン FKP 37」を製作

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アウトモビリ・ランボルギーニとLEGOグループは6月8日(伊現地時間)、LEGOのブロックを40万ピース以上使用し、「シアン FKP 37」の実物大レプリカを製作したと発表した。昨年LEGO Technicから発売された「シアン FKP 37」の1/8スケールモデルに続く実物大レプリカとなる。使用するLEGOブロックは、このプロジェクトのために特別に成型された20種を含む154種。総重量2,200kgのレプリカモデルは、「シアン」の寸法や個性的なデザインを細部に至るまで忠実に再現している。

 

 

両社のコラボレーションは、デザイナー、エンジニア、テクニシャンの15名から成るチームが開発と綿密な組み立て作業に8,660時間もの時間を費やして実現した。完璧な比率のシャシーは「シアン」の実物と同じ長さ4,980mm、幅2,101mm、高さ1,133mmとなっており、ボディパネルは六角形にかたどられたLEGO Technicの専用パーツが複雑に結合する構成となっている。 LEGOグループのエキスパートたちは、ボローニャ地方の方言で「閃光」「稲妻」を意味す「シアン」の名前の由来にも敬意を表し、Technicのブロックのみで組み立てられたライトとボディに沿って流れる稲妻のデザインに、実物のY字型のヘッドライトと六角形のテールライトが点灯、消灯する様子を反映させた。コックピット内も、ランボルギーニのエンブレムとイタリア国旗をあしらったステアリングホイール、ダッシュボードのコントロール、レーシングシートがLEGOブロックで細部まで再現されている。

 

今回、LEGOグループでは大型モデルでは初のペイントブラシ効果のUVカラー塗料を施しており、LEGO Technicの1/8スケールモデルと全く同じ色の塗装は、アウトモビリ・ランボルギーニのペイントショップで行われた。

 

LEGOグループ初のバーチャルアンベールでは、仮想空間に設けられたLEGOのワークショップに実物大モデルが再現され、ランボルギーニのエンスージアストやLEGOファンはフルスケールバージョンを間近で見ることができるほか、1/8 スケールモデルの運転席に座ると、当日アンベールされるフルスケールバージョンに変化し、仮想空間で運転席に座ったまま、この実物大モデルを生み出したアウトモビリ・ランボルギーニとLEGOグループのデザイナーたちの話を聴くことが可能となっている。

 

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