トヨタ自動車は6月3日、グローバル投資ファンド「Toyota Ventures Climate Fund」を設立したと発表した。同社ではカーボンニュートラル実現という目標に向けてCO2の削減を加速するため全社の取り組みを強化しており、今回の設立はその一環となる。
同社ではカーボンニュートラル実現のためには、自社での取り組みに加え、志を同じくするパートナーとの連携が必要との考えから、「Toyota Ventures Climate Fund」においては、カーボンニュートラルに取り組む企業、中でもアーリーステージの企業全般を対象として投資を行うとしている。
「Toyota Ventures Climate Fund」は、米国シリコンバレーに拠点を置くベンチャーキャピタルファンドToyota AI Venturesから名称を変更した「Toyota Ventures」がファンド運営者(GP)となり、運用総額約1.5億米ドル(約160億円)の出資を受けている。
【Toyota Ventures Climate Fund」概要】
- 所在地:米国
- 投資先:カーボンニュートラルに取り組むアーリーステージの企業全般
- ファンド規模:1.5億米ドル(約160億円)
- 運用期間:15年