ボルボ・カーズ、電気自動車「C40 Recharge」の受注を欧州市場で開始

all 自動車 新車情報

ボルボ・カーズは6月3日、電気自動車「C40 Recharge」の受注を正式に開始したと発表した。現在はオランダとノルウェーで注文を受け付けており、スウェーデンと英国では本日より注文受付を開始、その他の市場では今後数週間のうちに順次発売を予定している。納車の際には、メンテナンスサービス、保証、ロードサイドアシスタンス、保険をはじめ可能である地域では家庭用充電器などを含むケアサービスが付属される。なお、日本へは今年の秋頃導入予定。

「C40 Recharge」は、SUVの利点をすべて備えながら、より低く、洗練されたデザインを採用。リアでは低いルーフラインに合わせて印象的なリアエンドデザインを採用し、新しいフロントデザインは最先端のピクセル技術を用いたヘッドライトを採用している。

インテリアは高いシートポジションを実現しているほか、このモデル独自のカラーやデコレーションのオプションを用意。ボルボのモデルとして初めて完全なレザーフリーを実現している。さらに、Googleと共同開発したAndroid OSをベースとした、Googleマップ、Googleアシスタント、Google Playストアなど、Googleのアプリやサービスを内蔵したインフォテイメントシステムを搭載している。

動力源は、前輪と後輪に1つずつ搭載されたツイン電気モーターで構成され、約40分で80%まで急速充電できる78kWhのバッテリーを搭載。航続距離は約420kmを想定している。なお、「C40 Recharge」は「XC40 Recharge」と同様に、ベルギーのゲントにあるボルボ・カーズの製造工場で今秋から生産を開始する予定となっている。

ボルボ・カーズは、今後数年間でさらにいくつかの電気自動車モデルを展開し、2025年までに全世界の販売台数の50%を完全な電気自動車で構成することを目指しており、2030年までには販売するすべてのクルマを完全な電気自動車にすることを計画している。

Tagged