UDトラックスは6月1日、「クオン」の動力伝達装置（プロペラシャフトセンターベアリング固定金具）に不具合があるとして5,994台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成29年6月6日～令和元年6月12日。
不具合の部位は動力伝達装置（プロペラシャフトセンターベアリング固定金具）で、 大型トラックの動力伝達装置において、センターベアリング固定金具の曲げ加工が不適切なため、プロペラシャフトの回転振動等により当該固定金具に亀裂が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると亀裂の進行により当該固定金具が破断し、最悪の場合、プロペラシャフトが脱落して走行不能となるおそれがある。 改善措置は、全車両でセンターベアリング固定金具を対策品に交換する。なお、当該固定金具が破損している場合は、センターベアリングを新品に交換する。
不具合の件数は3件発生している。
