ホンダは4月1日、日本における市場環境の変化に合わせて、四輪車のオンライン販売、シェアードサービスの企画立案及び運営を担う会社として、「株式会社ホンダコンサルティング」から社名、事業内容を変更する形で「株式会社ホンダセールスオペレーションジャパン」を設立したと発表した。
ホンダセールスオペレーションジャパンは、四輪車販売のデジタル化、販売会社(Honda Cars)の間接業務の効率化を推進し、ホンダ四輪販売体制のさらなる強化を目指す。
ホンダは、新会社設立により、自動車購入時における新たなUX(ユーザーエクスペリエンス)を実現するオンライン販売に注力し、今秋の事業開始に向けて準備を進めていくと述べている。
【「株式会社ホンダセールスオペレーションジャパン」概要】
◆名称:「株式会社ホンダセールスオペレーションジャパン」(英語名称:Honda Sales Operations Japan Co., Ltd.)
◆所在地:埼玉県和光市
◆代表者:代表取締役社長:関 勝之(せき かつゆき)
◆事業内容:
- 自動車のオンライン販売に関する業務
- 管理業務サービスの提供
- 業務効率向上に関する企画・推進業務の受託
- 経営及び事業に関するコンサルティング業務の受託
- 人材育成・能力開発に関する研修 他
◆資本金:1億円
◆設立日:2021年4月1日
◆出資比率:本田技研工業株式会社 100%
<具体的な事業内容>
- オンライン販売事業:カスタマーの購買行動ニーズの変化をタイムリーに捉えた、新たなUX(ユーザーエクスペリエンス)を実現する四輪車のオンライン販売の企画立案及びサービスの提供
- シェアードサービス事業:DX(デジタルトランスフォーメーション)化を視野に、販売会社における管理業務の効率化の企画立案及びサービスの提供
- コンサルティング事業:販売会社の経営・各種事業におけるコンサルティング業務及び人材育成支援など