FCAジャパン、1月の販売台数が過去最高を記録 対前年比17%プラスの好業績

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FCAジャパンは2月4日、同社の取り扱いブランドであるジープ、フィアット、アバルト、アルファロメオの2021年1月の販売台数が1,636台に達し、対前年比17%プラスの好業績を収めたことを発表した。ジープは1月の販売台数が956台で対前年比7%増、フィアットも販売台数392台で前年比45%増となり、両ブランドとも1月としての過去最高を記録し、純輸入車市場におけるFCAジャパンのマーケットシェアは10%となり、1月として過去最高となった。

 

同社は、ジープでは来店客数が昨年の7月以降前年を15%~45%上回るなど好調なショールーム来店が販売を支えており、フィアットにおいても、昨夏に新たにラインナップに加わった500Xスポーツが後押した形で、昨年7月以降前年を上回る堅調な受注推移を見せていると述べている。

 

FCAジャパン代表取締役社長兼CEOのポンタス・ヘグストロム氏は1月の好業績について、「おかげさまで、丑年にふさわしい活気あるスタートダッシュができました。1月は年末年始休暇、非常事態宣言発出と、必ずしも販売にとって好条件ではありませんでしたが、私たちのブランドは昨年後半から積み上げてきた勢いを継続できました。今月から、世界で最も歴史あるSUVブランド、ジープが80周年記念を祝うアクティビティを開始します。アバルトでは『595スコルピオ-ネオーロ』、『695アンノ・デル・トロ』などの魅力的な限定車の系譜を継ぐ『595モンスターエナジー・ヤマハ』が登場します。加えて、毎年2月を『アルファロメオ ラブ月間』として祝っているアルファロメオは、現行ジュリエッタの最終年を記念して、最終の限定車『ジュリエッタ・ヴェローチェ・スペチアーレ』を導入します。フィアットの勢いが止まる理由はみあたりませんので、2月も見通しは明るいと確信しています。」と語った。

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