ロータスカーズは1月25日(英現地時間)、「エリーゼ/エキシージ/エヴォーラ」を2021年に生産終了し、新シリーズのスポーツカー「Type 131」のプロトタイプの生産をへセルの工場にて同年にスタートすると発表した。なお「エリーゼ/エキシージ/エヴォーラ」は、最終モデル生産終了時において合計で約55,000台が生産された。
同社は、新しい生産設備への投資はロータスのVision80ビジネスプランの一部であり、2つのロータス サブアッセンブリ施設を統合、効率性を考慮してノリッジ市の中央オペレーションに移転することにより生産台数の増加を見込んでいるほか、ロータスカーズ本社のあるへセル施設への1億ポンド以上(140億円以上)の投資に伴い、約250人の新しい従業員の採用を予定していると述べている。
ロータスカーズの CEO であるフィル・ポップハム氏は、「ロータスにとって今年はとても壮大な一年で、新しい車両は新しい施設よりデリバリーされ、よりレベルの高い品質と効率で車両の生産が行われます。 世界は厳しい状況ではありますが、ロータスは、Vision80 ビジネスプランの実現に向けて順調に進んでいます。そして、Vision80 ビジネスプランが示すように、ロータスの未来は継続的な革新に満ちています。 そして、2021 年は車のデザインとテクノロジーに大きなインパクトを残し、自動車業界に革命をもたらしたエリーゼをはじめとする現行モデルのレガシーも常に振り返ります。」 と語った。
また、ロータスカーズのエンジニアリング担当エグゼクティブディレクターであるマット・ウィンドル氏は、「新車に取り組んでいるエンジニア、デザイナー、技術者の有名なチームは、常にエリーゼ、エキシージ、エヴォーラの能力や特徴、技術の素晴らしさを考えています。私たちのチームのメンバーは、新旧を問わず、今まで培ったノウハウと今後の革新を融合することに全力を注いでいます。今後生産される新たな車が将来をリードする存在となり、ロータスの価値観にしっかりと取り組んでいることを保証します。」 とコメントした。