日産自動車は1月14日、特設Webサイト「NISSAN CUSTOMIZE 2021」を1月15日から公開すると発表した。なお、1月15日から開催される「バーチャルオートサロン2021」へも出展する。
特設Webサイト「NISSAN CUSTOMIZE 2021」では、「NV350 CARAVAN OFFICE POD CONCEPT」と「NOTE PLAY GEAR CONCEPT」のコンセプトカー、2020年7月に発表したクロスオーバーEV「日産 アリア」、同9月に公開した「フェアレディZ」のプロトタイプモデルの「フェアレディZ プロトタイプ」、NISMOロードカーやプレミアムスポーティブランドである「AUTECH」のコンセプトカーなど、日産のカスタマイズモデルを楽しむことができるほか、SUPER GT300シリーズチャンピオン車両「リアライズ 日産自動車大学校GT-R」なども見ることができる。
なお、「バーチャルオートサロン2021」にも同車両の出展を予定しており、1月15日には「KICKS AUTECH」の発表も実施する。
【特設Webサイト展示車両】
- NISSAN CUSTOMIZE 2021 Webサイト：https://www2.nissan.co.jp/EVENT/CUSTOMIZE/
- バーチャルオートサロン2021 Webサイト：https://2021.virtualautosalon.jp/
- KICKS AUTECH Webサイト：https://www.autech.co.jp/sv/kicks_autech/index.html
＜NV350 CARAVAN OFFICE POD CONCEPT＞
「NV350キャラバン」に、これからの自由な働き方に合わせて好きな場所でデスクワークができる「オフィスポッド」を組み合わせたコンセプトモデル。まさにテレワークに最適な１台だ。エクステリアは、フロント、リアのオーバーフェンダーやボディグラフィックをあしらい、オンロードもオフロードもこなせるオールラウンダーを表現。インテリアは、都会ではオフィスを車内に格納してプライベートで安全な空間、自然の中ではオフィスをバックゲートから引き出して広々とした開放的な空間を演出する。また室内からアクセスできるルーフバルコニーを設定している。
＜NOTE PLAY GEAR CONCEPT＞
昨年12月にフルモデルチェンジした新型ノートe-POWERに、スポーティで存在感のあるアクセサリーを装備したコンセプトカー。エクステリアは、スポーティなエアロ、17インチアルミホイール、ルーフボックスを装備。ボディはマットダークグレイメタリックにマットピンクゴールドのアクセントカラーを配している。
＜NISSAN ARIYA＞
今年中盤に発売が予定されている日産初のクロスオーバーEV「アリア」。新開発の電動パワートレインにより、さらに進化した力強い加速と滑らかで静かな走りを実現。また、最新の運転支援機能やドライブをサポートするシームレスなコネクテッド技術を採用している。
＜FAIRLADY Z PROTOTYPE＞
昨年9月にもオンラインで公開された新型フェアレディZのプロトタイプ。50年に及ぶ歴史を持つ「フェアレディZ」の伝統と現代的な雰囲気を組み合わせた新しいスポーツカーで、内外装のデザインを一新するとともに、V6ツインターボエンジンとマニュアルトランスミッションを組み合わせたパワートレインを搭載している。
＜KICKS AUTECH＞
「キックス」をベースに、さらに上質感や特別感を高めたモデル。エクステリアは、メタル調フィニッシュの専用パーツや専用デザインのアルミホイール、ブルーに輝くシグネチャーLED、ドットパターンのフォグランプフィニッシャーなどの採用により、よりスポーティなスタイルに仕上げた。インテリアは、ブルー／ブラックコンビレザレットシートや、ブルーレザレットドアトリムを採用し、ステアリング、インストパッド、アームレストにブルーステッチを施している。
＜NOTE AUTECH＞
2020年11月にフルモデルチェンジした「ノート」をベースに、さらに高級感や特別感を高めたモデル。エクステリアは、ドットパターンのフロントグリルや専用デザインのアルミホイール、メタル調フィニッシュの専用パーツ、ブルーに輝くシグネチャーLEDなどを採用。インテリアでは、ブルー／ブラックコンビレザレットシートや、鮮やかな木目が特徴的なダークウッド調フィニッシャーを採用し、ステアリング、ドアトリム、アームレストにブルーステッチを施している。
＜ELGRAND AUTECH CONCEPT＞
フラッグシップモデルとなるエルグランド「AUTECH」は、ダーククロームフロントグリルや、メタル調フィニッシュの専用パーツを採用し、インテリアにおいては上質な本革と厚みのあるキルティングで仕立てたシートをはじめ、ステアリング、ドアトリム、シフトノブにブルーステッチを施している。「ELGRAND AUTECH CONCEPT」は、エルグランド「AUTECH」をベースに、日産GT-Rの足回りを融合したコンセプトモデル。
＜NISSAN GT-R NISMO＞
2018年のGT3レーシングカーから使用されている新型のターボチャージャーを採用し、アクセルを踏み込んだ際の加速レスポンスを向上。新開発の超高性能カーボンセラミックブレーキは、世界トップクラスの制動性能、サーキットにおける高Gでの効きの良さと一般道などでの低Gでのコントロール性の両立を実現している。また新開発のキャリパーは、世界最大級の直径410mm、さらに1000℃を超える超高温でも変色しづらい高耐熱イエロー塗装を採用。外装部品には車両重心点から遠いルーフ、エンジンフード、フロントフェンダーにカーボン素材を採用したことに加え、新開発のRECAROシートなど合わせて軽量化を実現し、コーナリング性能も大きく向上した。
＜NISSAN LEAF NISMO＞
車両全体の空気抵抗を悪化させることなくダウンフォースを向上した専用のエクステリアデザインに加え、専用サスペンション、18インチタイヤ、専用ブレーキの採用等により高い直進安定性とハンドリング性能を実現。さらに、コンピューター（VCM）を専用チューニングしより力強い加速感を実現した。特にドライブモードのBレンジでは、立ち上がりの速さをNISSAN LEAFの約2倍に高めている。
＜リアライズ 日産自動車大学校 GT-R＞
SUPER GT 2020のGT300クラスに藤波 清斗選手とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手が参戦した車両。「NISSAN MECHNIC CHALLENGE」はKONDO Racing Teamに日産大学校学生・日産販売会社テクニカル スタッフもチームに加わり日産だけの整備士人材育成プロジェクトとして活動をしている。2020年度はSUPER GT300への参戦2年目にして初のチャンピオンを獲得した。
