ブリヂストンは12月9日、環境分野で権威のあるNGOのCDPより、気候変動に対して優れた取り組みを行っている企業として、「気候変動Aリスト」企業に選定されたと発表した。今回の調査は5,800以上の企業を対象に実施され、同社を含む270社が最高位の「Aリスト」企業に選ばれている。
同社は今回の選定について、2050年を見据えた環境長期目標の中でカーボンニュートラル社会へ向けたグローバル目標への貢献を目指しており、今回のAリスト企業選定は、2020年を目標年とした環境中期目標を2019年に前倒しで達成したこと、また、本年新たに策定した2030年に向けた環境中期目標（マイルストン2030）でCO2の総量削減に関する目標を設定したことなどが評価されたと述べている。
今回の選定に際し、ブリヂストン 代表執行役 Global CEOの石橋秀一氏は「ブリヂストンは『2050年にもサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供する会社であり続けること』をビジョンとして掲げています。気候変動、資源の枯渇、そして自然環境の劣化がもたらす社会や環境への影響がより明らかになる中、タイヤ・ゴム事業・ソリューション事業を通じて安心・安全な移動を支えるとともに、開発から生産、販売、お客様でのタイヤ使用・車両の運行、リサイクルまで、バリューチェーン全体を通じた価値の増幅と共創を進め、モビリティ、サーキュラーエコノミー、CO2削減に貢献するサステナブルなビジネスの実現を目指しています。」とコメントした。
