アウディ ジャパン、2020スーパーGT 第8戦 富士 GT300クラスで2台のAudi R8 LMSが完走

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アウディ ジャパンは、Audi R8 LMSで2020年シーズンのSUPER GT GT300クラスに参戦するカスタマー(プライベート)チームをサポートしており、11月28日(土)〜11月29日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)で2020 SUPER GT第8戦「FUJI GT 300km RACE」が開催され、2台のAudi R8 LMSが完走し、シーズンを終了したと発表した。

 

アウディ ジャパンとパートナーシップ契約を締結している#21 Audi Team Hitotsuyamaは、今シーズンはドライバーラインアップ、そしてマシンのカラーリングを赤へと一新し、ドライバーはAudi Sport ドライバーであるクリストファー ミースと川端 伸太朗がコンビを組む予定となっていたが、新型コロナウィルスの影響によりミースの来日がかなわず、今シーズンは近藤 翼とのコンビで参戦した。

 

また#33 X Works は、昨年のSUPER GT GT300クラスをはじめ、スーパー耐久にも参戦する香港国籍のレーシングチームで、人気アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」とのプロモーションタイアップにより、エヴァンゲリオン初号機をイメージしたカラーを採用。ドライバーは香港人コンビのショウン トンとアレックス アウがコンビを組む予定となっていたが、新型コロナウイルスの影響によりアレックス アウが入国できず、代役として前戦に続きベテランの佐々木 孝太がエントリーした。

 

11月28日(土)に開催された予選では、#21 Audi Team Hitotsuyamaが20位、 #33 X Worksが26位という結果となった。29日(日)に開催された決勝においては、#21 Audi Team Hitotsuyamaのスタートドライバーは近藤がつとめ、スタート直後に前を走る#88号車のエンジンオイル漏れのトラブルに遭遇しポジションを5つ落としたが、その後ポジションをアップしていき、第1スティントを長くとる戦略により31周を終えて第2スティントの川端へと交代。最終的に12位でレースをフィニッシュし、年間のチームランキングは10位という結果となった。

 

佐々木がスタートドライバーをつとめた#33 X Worksは、スタート直後には24位へとポジションアップ。その後も順位をあげ、32周を走り終えたところで第2スティントのショウン トンへとドライバー交代し、今シーズンのベストリザルトとなる16位での完走となり、年間のチームランキングは28位となった。

 

アウディ ジャパンは2016年来、Audi Sport customer racingパーツトレーラーを全国のサーキットに配備してレースに参戦するカスタマーチームをサポートしている。本年も専用のトレーラーにボディ、トランスミッション、エンジン等、レース車検に適合した約2,700アイテム、約11,000点の部品を積載し、いかなるレース展開にも対応できるように体制を整えて、SUPER GT、スーパー耐久、およびTCRジャパンに参戦するチームと共に国内外のサーキットを転戦した。

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