アウディ ジャパンは、RSモデルに高性能ステーションワゴン 「 RS 6 Avant」および、プレミアムスポーツ4ドアクーペ「RS 7 Sportback」の新型2車種を設定し、2021年1月以降に全国のアウディ正規ディーラー(124店舗、現時点)を通じて販売を開始する。
RSモデルは、アウディのハイパフォーマンスモデルを手掛けるAudi Sport GmbHによって開発された高性能かつエクスクルーシブな仕様のモデル。「RS 6 Avant」および「RS 7 Sportback」では、グロスブラックの3Dハニカム構造のシングルフレームグリルを採用し、大きく張り出したquattro四輪駆動であることを想起させるフェンダーや、フロントドア、ルーフ、テールゲートなどを除いて、ボディ外板の多くがRSモデル専用のデザインとなっている。
インテリアでは、両車種共にバルコナレザーのSスポーツシートを採用しているほか、大型のアルミニウム製シフトパドルとマルチファンクションボタンが設置されたヒーター機能付3スポークステアリングホイールなどにより、スポーティさとプレミアム性を向上した。
また両モデルに共通のパワーユニットでは、最高出力441kW(600ps)、最大トルク800Nmを2050rpmから4500rpmまでの広い回転域で発生する4ℓ V8ツインターボエンジンに、トランスミッションは8速ティプトロニックを組み合わせ、48Vマイルドハイブリッドやシリンダーオンデマンド(cod) を採用することで効率化を図り、駆動方式においてはquattroフルタイム四輪駆動で、セルフロッキングディファレンシャルを搭載し、リアスポーツディファレンシャルを標準装備している。サスペンションは、よりスポーティなチューニングを施したRSアダプティブエアサスペンションを標準採用しているほか、コイルスプリングとダンピングコントロールサスペンションにダイナミックライドコントロール(DRC)を組み合わせたRSスポーツサスペンションプラスがオプションで選択可能となっている。さらに、状況に応じて後輪を最大5度、前輪と逆位相に操舵することで、低速走行時には取り回し性能を、高速走行時には同位相によってステアリングレスポンスを高める4輪操舵システム、オールホイールステアリング、RSモードを持つドライブセレクトを標準装備している。
ほかにも、10.1インチと8.6インチの2つのタッチディスプレイを採用したMMIタッチレスポンスからなるインフォテイメントシステムを採用し、Bang & Olufsen 3Dサウンドシステムを標準装備している。また、アダプティブドライブアシストやアウディプレセンスシティ、アウディサイドアシストなど、数々の先進運転支援システムを備えている。
<価格(消費税込)>
- RS 6 Avant:1,764万円
- RS 7 Sportback:1,799万円