インフィニティ、新型「QX55」を発表 日本で開発された唯一のラグジュアリーミッドサイズ SUVクーペ

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インフィニティは11月18日、ロサンゼルス発のオンラインイベントで新型SUV「QX55」を発表した。2022年モデルとして来年春に北米で発売予定で、それに続き、先月「QX60 Monograph」としてSUVのデザインの方向性を示した次期「QX60」を発売する予定としている。

 

新型「QX55」は、業構造改革「Nissan NEXT」を推進する日産において重要な最新モデルと述べており、同社のプレミアムブランドであるインフィニティとしては同事業計画における初の量産モデルとなる。

 

インフィニティの象徴的なモデルである「FX」が開拓したラグジュアリー ミッドサイズSUVクーペというカテゴリーに現代的なアレンジを施したモデルで、同カテゴリーで唯一の日本で開発されたラグジュアリー ミッドサイズ SUVクーペとなる。刺激的なエクステリアと華やかで高級感溢れるインテリアデザインを誇るモデルとなっており、大胆なデザインを好む、若い世代も含めた新たな購買層をターゲットにデザインされた。

 

インフィニティならではの大胆で特徴的なデザインを余すところなく表現しており、象徴的なダブルアーチグリルには、日本の折り紙から着想を得たメッシュパターンにより奥行きを演出することで、日本の“和”をイメージしたモダンな芸術性を表現。ボディサイドのデザインは、ボンネットからフロントフェンダー、そしてドアパネルを経てリアフェンダーへとエレガントで流れるようなラインを描いている。

 

また、デジタルピアノの鍵盤のような45個のLEDをひとつのハウジングに収めたテールランプを搭載しており、このランプデザインは、先日発表された「QX60 Monograph」デザインスタディにも採用されている。

 

室内では、ワイヤレスのApple CarPlay™に対応したデュアルスクリーンのインフォテイメントシステム であるINFINITI InTouch™を採用したほか、Android Auto にも対応し、USB入力端子も複数搭載している。セミアニリンレザーや本革を使用したシートは広々とした室内空間を華やかに演出するだけではなく、使い方に合わせて荷室空間の広さや足元の広さをアレンジできるよう、2列目シートをスライド式にすることなどにより、快適性や利便性も兼ね備えている。

 

パワートレインは、画期的な可変圧縮ターボ技術を実用化したことにより様々な賞を受賞した4気筒エンジンを全モデルに搭載。最高出力268馬力、最大トルク280lb-ftを発生し、マニュアルモードを搭載した無段変速機と標準仕様(北米・カナダ向け)となるインフィニティのインテリジェントAWDシステムを通じてそのパワーを路面に伝達する。

 

ロサンゼルスのベラスコシアターでのオンラインイベントに登壇した、インフィニティのチェアマンであるペイマン カーガー氏は、「新型 『QX55』は、インフィニティの個性をアピールする重要なモデルです。まさにスタイルと性能の融合を体現しています。」とコメントした。

 

また、同イベントには、日産のグローバルデザイン担当専務執行役員であるアルフォンソ アルバイサ氏、インフィニティ事業本部商品戦略企画部長のエリック リゴー氏による、東京からのトークセッションの中継に加えて、シンガーソングライダーのアロー ブラック氏がオンラインでライブパフォーマンスを披露した。

 

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