日産、「PRIDE指標」で最高ランク「ゴールド」を4年連続で受賞

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日産自動車は11月11日、任意団体「work with Pride」が策定したLGBTなどの性的マイノリティに対する企業の取り組みへの評価指標「PRIDE指標」において、17年度から4年連続となる最高ランクの「ゴールド」を受賞したと発表した。

 

「PRIDE指標」とは、職場におけるLGBTに関する取り組みの評価指標であり、LGBTの人が働きやすい職場づくりの具体的な施策を社会に広めることを目的に設立された任意団体「work with Pride」が2016年に策定した。PRIDEの各文字に合わせた5つの指標の総合点に応じて、ゴールド、シルバー、ブロンズの3段階で評価・表彰される。

 

<PRIDEの各文字に合わせた5つの指標>

  • Policy(行動宣言)
  • Representation(当事者コミュニティ)
  • Inspiration(啓発活動)
  • Development(人事制度・プログラム)
  • Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)

 

日産は、社内の取り組みとして20年度に全面的に内容を更新した全従業員向けLGBT e-LearningやLGBTセミナー等の社内啓発活動を定期的に実施し、2019年8月1日からは結婚事由により取得可能な休暇制度及び結婚祝金の支給を同性婚及び事実婚への適用を開始した。また社外の取り組みとして、17年度から協賛出展を開始したアジア最大級のLGBTイベント“東京レインボープライド”に、19年度は初の単独出展を行い、20年度もオンラインで参加した。これらの社内外における継続的な取り組みが評価されゴールド評価獲得となった。

 

同社はこれからも社員一人ひとりが自分らしく、活き活きと働ける職場づくりを推進すると述べている。

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