SUPER GT第7戦「FUJIMAKI GROUP MOTEGI GT 300km RACE」が11月7日(土)、11月8日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催され、平川亮と今大会より新たに山下健太がコンビを組むKeePer TOM’S GR Supra 37号車が6位でフィニッシュした。また、ヘイキ・コバライネン/中山雄一組 DENSO KOBELCO SARD GR Supra 39号車が8位、立川祐路/石浦宏明組 ZENT GR Supra 38号車が10位に入りポイントを獲得した。
なお、ドライバーズランキングで首位に1ポイント差のランキング2位につける37号車は、ここまで6戦を戦ってきたニック・キャシディが、来季参戦する海外シリーズのテスト等準備のためにこの終盤2戦は欠場することを決定し、今大会より37号車は、キャシディに替わって昨年のシリーズチャンピオンでもある山下が平川と組んで参戦することとなった。
今大会はウェイトハンデが獲得ポイント×1kgと前戦までに比べて半減されてのレースとなった。11月7日(土)に行われた予選では、国本雄資のWedsSport ADVAN GR Supra 19号車が5番手、立川のZENT GR Supra 38号車が6番手、サッシャ・フェネストラズのau TOM’S GR Supra 36号車が7番手グリッドから決勝レースをスタートすることとなった。
11月8日(日)の決勝レースでは、序盤は大きな順位変動のないまま周回が重ねられ、6周目あたりでGT300クラスの周回遅れに遭遇するようになるあたりから各所でバトルが展開。6番手からスタートした38号車の立川が、17及び18周目に立て続けに2台をパスし4位へ浮上。その後方では、13番手スタートの37号車山下が20周目に7位へポジションアップ。翌周には38号車立川が表彰台圏内の3位へと順位を挙げた。
23周目に2台がピットに入った直後に、コース上に止まった車両排除のためにセーフティカーが導入され、29周目に再スタートが切られると、38号車を含む多くの車両が一斉にピットへと向かった。 翌周、翌々周にも残りの車両がピットへと向かい、全車がピット作業を終了。このピット作業とピットタイミングで大きく順位が入れ替わり、平川へと交代した37号車が8位、コバライネンの39号車が9位、宮田の19号車が10位、石浦の38号車が11位、関口の36号車が12位、坪井の14号車が13位となった。
その後、平川の37号車が34周目に7位、48周目に6位へとポジションアップし、そのままフィニッシュした。その他、39号車が8位、38号車が10位でポイント獲得を果たした。
GT300クラスでは、埼玉トヨペットGB GR Supra GT 52号車が4位、TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 30号車が10位でフィニッシュし、今季初のポイント獲得を果たした。