フォルシアとゴサン、ゼロエミッションの物流車両開発で提携 環境に優しい水素エネルギー産業に貢献

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フォルシアとゴサンは10月12日、ゴサンの物流・港湾車両にフォルシアの水素貯蔵システムを装備するパートナー提携を締結したと発表した。本年からゴサンの2種類の車両に、フォルシアのATM-H2(牽引力38トンの物流センターでの輸送に使用)とAPM-H2(牽引荷重最大75トンの港湾に最適)が搭載される。

 

貯蔵システムは35Mpaで5kgの水素を貯蔵し、最大12時間の自律動作が可能で、開発・製造はバヴァンにあるフォルシアの水素タンク専用のグローバルセンターで行われる予定となっている。

 

ゴサンは、輸送・物流分野において革新的な製品やサービスを設計・組立・販売するエンジニアリング企業。貨物輸送や旅客輸送のほか、無人搬送車などの自動運転ソリューションを可能にする自律走行テクノロジー、各種バッテリー、特に電力と水素燃料電池の統合など、幅広いノウハウを備えている。

 

今回のパートナー提携に際して、フォルシアのクリーンモビリティ エクゼクティブバイスプレジデントのマチアス・ミドライヒ氏は、「水素燃料電池のパワートレインは、ゼロエミッションでの高出力と長時間の自律走行を必要とする車両の集中的な使用に最適です。今回のフランス企業間のパートナー提携は世界的に大きな影響があり、商用車、農機、建機をはじめとする産業機械に向けたゼロエミッションソリューションを提供するフォルシアの水素戦略における重要なステップです。」と語った。

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